Hi-HatとそのStand⑪
前回クスっの元凶!? Stand のバネ強さを簡易計測、宅の並の Stand のと比較してみた。(ホントの並とはどれ位知ってるかが怪しいのだが)
例によって玩具バネ秤活用の大雑把な方法だが、感覚だけなのかどうかはこれでハッキリして来た。
但しこの秤が 2kg 迄しか無いせいで、標準的な開け幅「指2本分」の計測は不能とまたぞろの半端さが情けない…。
ってのもかなり強いバネだって僅かな押し引きなら左程大きな力は不要、大きく伸張しようとする時程要する力の差も広がりそうだからねえ。
なので Kick Pedal の時より狭い範囲しか比べられなかったんだけど、それでも目に見える違いは出ましたよ。
因みに Top Hat Cymbal は乗せたままで、元凶君のは Zildjian New Beat 14インチ。
並君は YAMAHA HS-710 に Paiste The Line Soundedge 14インチ、Top Hat 自体の重さは測って無いってエエ加減さで失礼。
計測では Hi-Hat の上下全体が接した時点としてて、Closed Hat の実演奏時よりは多分弱くなってるでしょう。
けれど Cymbal の硬軟等でも「要 Closed 踏力」に結構違いがありそうで、Stand 分だけの比較なので敢えて無視してます。
ところで元凶君のブランド・型番は非公表のままだけど、俺が個人的に悪っぽく言ってるのの悪影響を避けたいので悪しからず。
従兄が太鼓の先生様だからって決して忖度なんかしちゃいませんの、物自体よりこっちの使い方が不適合とも思えるからですわ。
分厚く重い Top Hat だったらそれの影響で踏力が弱くなるのは必至で、もしバネ強さが足りなくて開き切らせなかったら困っちゃうからね。
先ず元凶!? Stand を「測ろうとした」ものの、指1本分でも計測領域オーバー😓、分ったのはそれでも 2kg 以上の力が要るのだけ。
しゃーないから帰宅後宅の並ののを測ると上記の如くで実使用時(俺の場合)のは不明なままだが、指1本分設定時のは 1.2kg と何とか測れた。
結果的にバネ強さに元凶:並の差が2倍位以上なのだけは分り、指2本分時の差となればもっと拡大してそうな感じだ。
ここで Kick Pedal との比較をしてみると Foot Board 先端を引っ張ったのの値(今回も同様)は、Speedking と弱バネ改では 700g だった。(過去記事参照)
不明なものは仕方無いから仮に並君の実使用時の値を単純推測するとして、伸縮寸法の比率に合せて 2.2kg と仮定する。
これに基づけば俺宅の足の左右踏力差は3倍位、普段無意識だし並君使用歴30年位なのもあってそれだけでどうとは感じて無い。
もしかして Hat Stand のバネももっと弱めたら奏法の幅を広げられるのか?、そこは今後の課題か。
話を戻して元凶君とだとなると 2x3 の6倍位もあったのねぇで、感覚を無視したところで流石にタダで済まなくても当然そうだ。
オーソドックスな Jazz なら Hat 足の踏んだままは殆ど出て来ないけど、Rock 系等じゃあ基本形だから厳しいやね。
従兄みたいに「筆を選ばず」路線の追及者には、この極端の克服は喜びかも知れない。
けれど「不要に強い」踏力が要求されて良い事は無い筈で、能力があるならもっとそれを音楽の表現等へ使えた方が良いと思う。
手持ち機材の関係で今はこれ以上が無理なのは残念至極だが、今回一連の件でもっと太鼓足用器具!?の弱力化に検討余地のあるのを知ったかな。
普通の演奏に無支障でもそれ以上を目指せば問題になりそうだし、要らん処で疲れてたら百害あって一利なしだ。
どうせ疲れるのにしても、もっと意義のある処でにしたいもんだ。
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