« Hi-HatとそのStand⑪ | トップページ | 実際的PAの話し①(何Wあれば聴こえる!?編) »

2018年3月28日 (水)

50歳からのSpeedking(ペダルの話)㉙

シリーズ前回の続編で Speedking の踏み方、また少し説明出来る理解の進展があったので。
最初は俺言い Ringo 踏みに従兄が完全にマッチした件、それにする迄は彼は少し Speedking を苦手としてた原因についてだ。

従兄は従兄なので類似点が多いんだが、双子じゃないから俺等の間では得意な処は真逆だったりしている。
俺が腿筋の方が強いのに対し従兄は足首(ふくらはぎ筋)が強い等、バランス的に逆なのだ。
だから Pedal を踏む動作も俺は腿・従兄はふくらはぎ頼みで、従兄は俺比では爪先が Foot Board 上に残り易くなってた。

これがバネ弱 Speedking の
Foot Board 通常位置では影響が出て、ビータストロークを想定外制限してたのは前回述べた。
踏んでる本人意識では単に脚を持上げ様としてるだけなんだが、俺が傍から観察すると脚の重さが爪先経由で「最後の最後迄残ってる」感じだった。
バネ強 Pedal ならそれでも Foot Board は上がり始めるが、この条件では「完全に足が不在」に近くないと上がり始めてくれないのだ。

「足首で腿を持上げる」では「腿が上がったらその後で爪先が上がる」が、下手すると爪先が接地したままでも腿は上がっている。
つまり本人意識は脚上げで腿はちゃんと上昇したから上がったと感じても、爪先が意外と上がって無かったりが発生し易い。
加えてベタ足比では「爪先の上下移動距離」も短目になり易い手法なので、例えここを強意識しても爪先位置基準での距離安定度は劣り易いだろう。

爪先上下移動距離「少な目派」には Pedal 後ろヒンジ寄りにする事で、必要ビータストロークの確保が可能になってる訳だ。
動画での Ringo 本人はベタ足踏みなのでそこは違うのだが、ベタ足にしたって極力小さな動きで済む方が疲労が減少するのは確かだ。
また多少の無駄を保険と考えれば、必ず必要ストロークが「自動的に得られる」手法でもある。

それと昔記した Speedking 「ヒール部開放・裏返し」への追加で、
爪先上下移動距離少な目派にはこれも結構大きな影響があるのが分った。
従兄曰くビータ軸長減少とヒール部開放を実施するとそれ以前より「軽くなったとハッキリ感じた」そうで、無意識でも動作速度が向上した。
俺には踏み方違いか鈍感のどっちのせいかは怪しげだが、これと云った差は感じなかった。
それより傍目目線では「カカト重さが絶対 Foot Board にかからない」で、脚の重さは常に爪先になるのも安定に貢献してると見えた。

Speedking はFoot Board の最大幅が決して狭くない等で一見小さく感じないが、具体的に比べると全体はホントに必要最低限の大きさしかない。
それで普通のペダルより無意識で普段より Foot Board の奥を踏んでやしないか確かめてみて
もしかして上手く踏めない原因はこれかも知れないから。
尤も俺みたいな原始人体質!?の人にはこれは無関係、あるのは脱力のみだ。

今回オマケでもう一点、Slide 奏法のコツについて。
って言っとき乍らの前置きだが、どうも俺考察では足首 Double Stroke は英国人にその達者が多く感じる。
逆に Slide Double は米人主導な印象があるが、従兄との会話から想像がついて来た。
前回紹介元の Drummerworld Ringo のページ掲載写真で、彼の靴(多分 Beatle Boots)の裏の映ってるのを発見した。
「革ブーツの裏だからツルツル」と想像してた
俺予想に反し、横向きギザギザの波模様が付いていた。

考えれば雨の多いイギリスで滑り止めがあるのに何の不思議も無いんだけど、それと滑り止め模様付きFoot Board の Speedking で Slide 奏法は困難だ。
Buddy Rich は出生柄太鼓より先にタップダンスをやらされたのを従兄から訊いて、大変な事に気付いた。(俺的つもり)
確かタップダンスに脚を後ろから前へ一振りで、爪先-カカトと極短時間で鳴らすのがあったのを思い出した。
これを Foot Board 上でやってるのが、正に Slide 奏法だ。

俺の
ツルツル認識の源泉はウェスタンブーツやローファー由来で、本邦の最近のはほぼ滑り止め付きだが昔は無い方が普通だったから。
URL 未記憶な為紹介出来ず申し訳無いが自分にとって Slide の映像で印象にあるのは、Al Jackson Jr. と BONZO のだ。
前者のはかなり大袈裟に前後動があり後者のは恐ろしく無造作に簡単な感じだったのだが、どっちも靴はサラリーマンのお父さんが履いてる様な革靴だった。

最近従兄の処では持込み Speedking 使用としてるが、その部屋が土足なのでまだ殆どツルツル物で演ってない。
現況 Double 迄は何とかなるがTriple 以上は不可に近く、帰宅後即素足で演れば楽々出来たのでやはり靴の影響は確実だ。
勢い良く蹴れば前向きで例え
滑り過ぎたとしても Foot Board が無反応で済みはしなくて、それで最低1個は音が鳴らせる。
引っ掛かると分かってて「突き足!?」が恐いと蹴れないか、勇気を出しても勢いは削がれ気味になり易いだろう。

« Hi-HatとそのStand⑪ | トップページ | 実際的PAの話し①(何Wあれば聴こえる!?編) »

音楽」カテゴリの記事

Ludwig Speedking」カテゴリの記事

ドラム」カテゴリの記事

ペダル」カテゴリの記事

奏法」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 50歳からのSpeedking(ペダルの話)㉙:

« Hi-HatとそのStand⑪ | トップページ | 実際的PAの話し①(何Wあれば聴こえる!?編) »

フォト
2021年12月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ

最近のコメント