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2018年2月22日 (木)

Hi-HatとそのStand⑥「図解編」

久々で是迄の要点をイラスト化してみました、少しは分かり易くなるのを願ってです。
普通理科的な説明には「図」等が付き物ですが、暫く執筆の間が空いた内にスッカリ忘れてて大変失礼しました。
では早速「押しバネ式」の例を、雑な概念図ですが「無いよりマシ」!?…。


Hihat_stand


始めに図の色の説明ですが、
 o 黄色:Hi-Hat
 o 青  :フレーム
 o 黒  :シャフト
 o 赤網:バネ
 o 灰色:Foot Board
 o 緑  :バネ調節機能の簡易表示、のつもり。


次に左から
 ①バネ調節機能のない場合
 ②従兄の教室の不思議なの
 ③バネ調節機能付の場合、でがす。

①についてこの図はバネが強め或は Cymbal が軽めの時の状態を表し、バネがかなり弱かったり Top Hat が重かったりしたら②の様になる事がある。

②普通なら上述の条件時でなければこうならないが、従兄の教室のはバネ長さが妙に短いせいで Cymbal 無しでも微妙に一番上まで上がらない。

③バネ調節は図の緑の部分を上下させて合せるが、実際の加減はどうしてるかを個性的なのには敢えて目を瞑って考察します。

その前提として挙げておきたいのは人間の感覚で、
a. バネ強なら足を離すと「素早く一番上へ飛び上がりそう」
b. バネ弱ならこれが「モヤッと上がり」下手すると「一番上迄は行かないか
も」と想定しがちではないだろうか。

少なくとも俺はそうでそれ故従兄教室のが、「バネ強め」に感じたのに「なんだよすぐ止まっちゃって上がり切らないのかよ」だった訳。
で、偶然宅のは調節機能付だがどうしてるかと云えば、結局は只単に足を離した時に「一番上一杯迄上がる」様にしてるだけに終始している。

最初は色々試したものの上記に必要なの以上に強くした処で、大して Open が早くもならなかった。
逆に Close 継続時の負担を考えると「必要最低限」な方が楽なので、かような按配に収まったのだ。

物によってはそれで Open が早くなるのもあるかも知れんが、俺は今迄そういうのにお目に掛った試しは無い。
しかし何時もの様に物理的に解析すると、幾ら調節出来るにしても通常はバネ自体が「違う物に変わる」訳じゃないのである。

勿論交換すれば変わるけれど普通は滅多にしないだろうし、少なくとも演奏途中で交換ってのは見た事も訊いた事もないですよ。
ってこたぁ「足の都合」ってよりゃ、主に「Top Hat の重さの都合」に合わせられるヨンになっちゃうんだねぇ。

それに前出の通り「アチラを立てればコチラが立たず」で、「両方が楽」が理想も現実はそうは問屋が卸さない。
どこを端折って行っても、Top Hat の重さって条件だけは永遠に残るから。

ならば飛切り軽いのにして音量不足を目一杯叩いて補って、そーすっととっても疲れたりすぐ割れたりして…。

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