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2017年11月 2日 (木)

私的 PA 考② - 管球式

<Eギターと真空管②>で触れた真空管式PA、せめてどっかの大金持ちの処だけでで

も実現して貰えないもんか。

一番の理由は音色や好みに過ぎないが、難聴を防ぐのに大いに効果がありそうでもあ

るからなのだ。

以前インナーイヤーの危険性で論じた通り、「聴いてられる音色」かどうかをもっと気に

するべきなんだ。

だって楽しい筈の Live が「スパイの拷問」みたいだったら、どう考えだって可笑しいっ

しょ。



俺は '70 年代に小学生だった世代なので、その前は世間一般ではまだ球の方が一般

的だった。

その時分に半導体は主に小さいのとか簡単なのだけでテレビ・ステレオは球中心、後

から知ったが業務用だとほぼ球しかなかった様だ。

だがその頃は子供に Live は無縁だったから、PA としての球の音の記憶は残念乍ら

ち合せていない。

しかし上記の様な環境だったから、球の音の方が何となく人に優しい感じがしたのだ

は良く覚えてる。



その後は若かったから迷いなく新しい半導体モノへシフトしてったが、中学の途中で電

気楽器を演るになったら様相が激変したのだ。

当時の普通のガキが入手可能な Amp は石(半導体)のばかり、楽器としての融通は

利かないし大した音量も出ない癖にやたらウルサかったのだ。



そのうち仲間で集まって頻繁に演る様になると、石の Amp の時だけ後で妙に大きな

疲労感が残る事に気付いた。

しかも球のの 1/3 程度しか出なくて、音量的にはドラムに完全に負ける程非力なの

でもだ。

小音量時だって球と石は違う音ではあるが、大音量時だとその差が段違いに開くの

を知った。

無論球だって限度を超せば駄目だろうけど、音量的に平気だと云って辛い目に遭っ

た挙句に耳を壊されたんじゃたまったもんじゃないよぉ。



また「経験者」ならご存知の通り石より球だと、「少し小さい音量」で同じ迫力とか音の

量感が得られる。

現実は1にも2にもお金の問題から大変困難ではあるが、石の PA に難聴の治療費も

加えたら本当に安なのかとても疑わしい。

こう考えて行くと、実はコスト面でも原子力発電所の問題と同じなんじゃないかな。

誰でも早く欲しい物を手にしたいからより安いの探すが、そんなに「安全で良い音」

が簡単に手に入る訳がないんだよ。



信じられない方は何故まだ世界の何処か片隅で、真空管が作られてるのか「よぉ〜く」

考えてみて頂戴な。

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