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2017年5月 4日 (木)

50歳からのSpeedking(ペダルの話)⑯

相変らず動画が出せてないままの発言は説得力に欠けるが、従兄のドラム教師

すら勘違いしてしまった案件が発生したんで筆を執る。

それは Slide 奏法時のカカトの位置についてで、これの理解には今迄より詳細な考察

を要するのだ。



まず踏み方を大別すると、足首・脚・複合の3つになるだろう。

だが割合に差があると云うだけで、厳密には複合作用の利用が大多数なんだ。

一例として足首踏みを検証すると、奏者の意思や体への指令は確かに足首オンリー

で相違ない。

でも不使用だからって脚を完全に固定でもしてしまったら、実は踏めなくなってしまう。



それは人の足首の位置とフットボードのヒンジの位置が、まずどんなペダルでも完全に

は一致してないからなんだね。

足首でフットボードを動かす時、僅かだが足首自体の位置を前後に可動せねばこの

動作が不能でしょ。



二例として今度は脚踏み時に足首を完全固定と仮定したら、弾力(衝撃緩和ゼロ)無し

では多分 Close 不安定になるだろうな。

片や Open でも微調整が不能なせいで、最悪「余計な装飾音 !?」が付加されんじゃね

!? だよ。



ではこの観点から様々な
Slide 奏法を考察すると、Double Stroke (ヒールトゥ)と

Slide の複合作用なのが分るでしょう。

①カカトが上がりっ放しの Slide は Double Stroke の利用割合が多く、

②カカトが着地 !? する Slide は Double Stroke の利用割合が少ないって事だ。

勿論カカトの高さはそれだけじゃなく、他の様々な理由にも影響されてそれぞれの形

なってはいるが。




でもこれはどうなんだ !! 、まず
Slide させようとしたら1打目の「引掛り具合」を加減し

ようとするわねぇ。

これが不足だと1打目が小さくなっちゃうし、過多だとつっかえて2打目に進めない。

だから大抵は不足ならカカトを上げ、過多ならカカトを下げてみる筈だ。



ところがゴム底でカカトを上げっ放しとか、革底なのに殆ど上がらないで踏めてるのが

結構居るぞ。

物理的摩擦理論だけからだと、真逆で無理な状況である。

だがよく観察するとこれらのゴム派 !? は Slide 量が僅少で、革派はそれが割と大袈裟

に見える位多いが上述①②の実例って訳



①の場合は
Slide 利用率僅少で爪先が自動的に上がるんで「滑らせ易い」が不要、

②ではその逆だ

「実演」では如何なる奏法であれ思った音が出せれば良いから、奏者それぞれの得意

な方の割合を多く採れば良いとなるのだ。

但し限界速度となると個人差は有ろうが、 Double Stroke (ヒールトゥ)主体より Slide

主体の方が高い。



原因は動作が感覚的に2段階あるか1段階で済ませられるかで、単純なの程力も

神経も速さに集中させられる。

それと完全な脱力から始めれば大きな瞬発力を得易い、すでに力を使ってる(1打目

分であって2打目分じゃない)と残りが減ってるんであるから。

強さのみならず速さだって、力が自由に使える程やはり有利だろう。

これが Speedking ともなれば元来が力とは犬猿関係だから、その影響が一段と顕著

に表れるのは自明の理なのだ。

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