50歳からのSpeedking(ペダルの話)番外編④
このところ機材の修理依頼や確定申告やらで多忙で、ひと月ばかり進展なし。
そんな中ちょっと書き忘れてた事が頭に浮かんだんで、筆を執ります。
今回は「ドラム椅子の高さ」についてできっかけは数日前のある事件から、キー
ワードは「下から合せなくちゃ駄目!!」。
因みにセット自体はメーカーとタム数は違うがサイズは同じだし、以前に出した
参考動画でも使用しててある程度は慣れてるヤツ。
現在 StudioLite のいとこのドラマーと共通の古くからの友人と Band 活動中なん
だけど、新曲制作の空き時間にちょっと叩こうとした時であった。
まともに演る訳じゃないから全くセッティングを合せないでやろうとしたら、これが
全然叩けず踏めない。
特にその時付いてたペダルはホイールが大きいところへ、雨用大柄ブーツの爪
先が干渉したのだ。
見かねたいとこから彼の Speedking を手渡されとっとと交換、それでも違和感で
靴を脱ぐ。
でも足りず次に靴下も脱いだが「バネ最弱」でないからか、思った分程は操縦出
来なかった。
そもそも違和感のせいで手も含め不安定極まりなく、友人からは「大したもんだ
けど、安定感はいとこと大分差があるね」と言われちまった😢。
当然ドラムの先生とパートタイム・ドラマー如きでは差があって然るべきだが、そ
れでも普段はもう少しはマシな筈なのだ。
面倒なりに最後に Hi-Hat は嵩上げしたが、結局椅子は「低い」と感じてたのに
放置した。
挙句の果ては「右脚が気になり過ぎて全滅」だったが、この時の違和感とは主
に「カカトがつっかえてる」みたいな感覚だ。
例によって手との対比で分析すると手首の位置は肩・肘で大幅に変えられる
が、足首の位置はペダルが固定なんで幾らも変えられない訳だ。
昔は今とは違う踏み方だったし耳噂学問で、脚のパワー欲しさで極端に椅子を
低くしてた。
Slide Double も今と大差なく出来てたが、今にしてみれば特定範囲の演奏しか
出来ない状態だったかな。
それは低く・浅く・遠くに座ってたから「奥のモノ」を叩く時かなり上体が前傾、瞬
間的に片脚しか上げて居られない姿勢だ。
これじゃあそもそもドラムの演奏姿勢として不適格だったろうが、当時の自分に
は一応事足りていた。
でもそれが上達を阻害してたし、特に「脚で色々演ろう」とするには尚更らしい。
フレーズや速さによって踏み方を変えれば、それに都合のよい高さ・角度・距離
があるからだ。
個人差等はあろうが基本的に Speedking では他の現代的なのより、「椅子の高
さ」が必要みたいだ。
高過ぎも良くはないが低過ぎたらどうしようもない、そんな感じがした。
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