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2017年1月30日 (月)

Eギターと真空管②

その昔はPAだって真空管式だったって、どの位の皆さんがご承知でしょうか。

自分はオーディオも最初は真空管式で家にあったステレオやテレビが「管球式」

だったからなんだけど、現在50歳以上の人なら割と皆御同様の筈。

何の事は無い、当時は半導体モノの方が圧倒的に高価だったからってだけ。

また業務用ともなれば耐久実績不明の半導体なる未知のヤツはおっかないか

ら、御家庭用より遅くまで球は残っていたのだ。



それが楽器ともなれば機材を自由に扱えるまでの訓練期間も加味されて、結果

的に現在まで生き延びた一因だろう。

オーディオ分野でも残ってはいるものの高級有名機は例外として、現行のはか

つてのとは結構違いがある様だ。

売れる数が桁違いだと量産部品がなくなるので、同じモノが組めないからだ。



真空管式PAに関しては別稿に譲るとして、今回は Edward Van Halen のスライ

 

ダック(電圧可変器)話の真偽を検証する。

 

当初の発表ではアンプの電源電圧を上げる(昇圧)だったのが、俺の知らん間に

 

いつしかから下げる(降圧)って話になってたよん。

 

俺的結論はズバリ、「昇圧」だ。(あえて断言!!)

 

ヒントは手持ちの中途半端に古典かも知れないアンプ、Fender Bandmaster

 

Reverb が非力だから!?。



セパレート型でスピーカは高能率12インチ2個だが、生ドラムと一緒だとちょっと

 

音が小さい。(特に歪まない音色だと)

 

ヘッドは50Wクラスだが古いモノなんで、最大平均出力は電源電圧が117V時

 

45Wしかない。

 

これを100Vで稼働してたので実際の出力を算出すると、概算33Wしか出て無

 

い!!!小さくて当然だった。



仕方なく昇圧トランスを購入して何とか聞こえる様になりましたとさメデタシ、
メデ

 

タシで終わらないで・・・。

 

最初は好みの音色が悪化するのを危惧したが、同じ傾向のまま「元気になった」

 

だけに済んで一安心。(音響的に言うダイナミックレンジが拡大)

 

次に歪ませた時にそれが不足するのも危惧したが、ボリウムつまみ最大のオー

 

バードライブ時はむしろ「深く歪む」様になってまた一安心だった。

 

「歪ませない為に電圧上げたのに、歪ませる時もっと歪んだ」ってワケワカンナイ

 

文章ねぇ。いえいえ真空管アンプならあり得る話なの。



真空管の増幅率(音を電気的に大きくする作用)って、その球の稼働電圧に比例

 

してそこそこ変動するんです。

 

これによりプリ段(電圧増幅段)では感度が上がって歪み増加、パワー段(電力増

 

幅段)ではヘッドルームが拡大して出力(音量)増大になるですね。

 

昔のアンプ Marshall 以前の設計のは「歪まないで使える」設計なのに何でそん

 

な高感度かってのは、凄く非力(低出力)な楽器でも聞こえる音量に持上げる為。

 

「歪んじゃった時はゴメンよ、ボリウム下げて」って発想ですな。



ねっ
Edward Van Halen の「元気により歪む」にするには、電圧上げなきゃ不可

 

能なのよ。

 

但し無謀な裏技でアンプがたちまち逝ってしまわれるので、私貧民には真似す

 

る余地は御座居ません・・・。

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